トマト栽培の基本
初心者の方からより栽培の知識を深めたい方まで、ぜひこの栽培ガイドをご活用ください!ご家庭でも飛び切り美味しいトマトが栽培できます♪
トマト栽培に必要な土づくりから収穫まで、ステップバイステップで解説していきます!
トマト栽培段取りタイムライン
栽培マニュアル
準備の段取り
1. 必要品を購入
畑の場合、土質はあまり選びませんが、排水性が良くて保水力があり、有機質(落ち葉や堆肥など)が多いと良いですね♪
鉢植えやプランターの場合は、一般的に売っている培養土(野菜用)で大丈夫です。どれくらいの肥料が入っているかを確認しておきましょう。(一般的な培養土は肥料入りが多いです。)
必要な道具、基本肥料
2. 土づくり
土づくりは主に堆肥と苦土石灰を入れます。先に入れる理由は、これらの効果が出るのに少し時間がかかるからなんです。
1 株あたりに堆肥を 1 kg、苦土石灰を 90g を入れて土とよく混ぜてください。
畑の場合
畑の方は1㎡あたりに堆肥を1 ㎏、苦土石灰を90g を入れて土とよく混ぜてください。
鉢植え・プランターの場合
鉢植えやプランターの方は、培養土を容器の8 割くらい入れ(ウォータースペース確保のため。)、苦土石灰を畑の半分の45g程度を入れて、培養土とよく混ぜてからご使用ください。
3. 施肥と畝立て
畑の施肥
1 株あたりの施肥量の目安は化成肥料 8・8・8 を 60g 程度です。 肥料は土に撒いてからよく混ぜてください
鉢植え、プランターの施肥
1 株あたりの施肥量の目安は化成肥料 8・8・8 を 60g 程度です。 (肥料入り培養土の場合は不要です。)肥料は土に撒いてからよく混ぜてください。
マルチやワラの設置
畝高の目安は 10 cm程度ですが、水はけがよければ低くても大丈夫です。 その後、マルチやワラを設置して完了です! 苗を植える 1 週間前までに終わらせておくのがベストです。
肥料計算について
肥料の袋にはよく「8・8・8」や「8・6・6」と書いてあります。 これはその肥料に入っている肥料成分のうち、チッソ・リン酸・カリウムがそれぞれ 8% ずつ、あるいは 8%、6%、6% 入っているという意味です。
トマトの栽培では約 60g の 888 化成肥料を入れて頂きますが、これは 1 株当たり、チッソ成分で約 5g 必要なことから算出したものです。 60g の 8%=4.8g となり、必要量を与えることが出来ます。 品目によってはチッソが多めだったり、カリウムが多めに必要な場合もあり、その時は他の肥料と組み合わせて調整することもあります。